日本ろう者サッカー協会に協賛活動報告3

2025.03.07

社会のために

日本ろう者サッカー協会に協賛活動報告3

2025/1/18(土)

大阪のアミティ舞洲で開催された『JDFA-NTC近畿地区キャンプ』に参加しました。
近畿地区では2022年12月に続く2回目の開催となるイベントです。

たくさんの子どもたちに混ざって弊社のスタッフも楽しい時間を過ごすことができました。イベントのコーチは2024年12月に開催された第10回アジア太平洋ろう者競技大会(マレーシア)で日本を背負って戦った西大輔選手と堀井聡太選手(ヘッズ社員)のおふたりです。アジア大会では日本代表チームが見事優勝!金メダリストをコーチに迎えてイベントがスタートしました。

ウォーミングアップの前にコーチからマーカーコーンの「色」と1~10までの「数字」を表す手話を学びました。
青、緑、黄色…
青はあごひげ、緑は草、黄色はひよこ…から生まれた手話だと教えてもらいました。
デフサッカー(音のないサッカー)では審判はホイッスルの他にフラッグを使用します。

ひとり1球のボールを与えてもらい自由にドリブルをします。そしてフラッグサインと同時にコーチが手話で「色」の指示を出します。指示された「色」のマーカーコーンの付近に素早く座る…というゲームでウォーミングアップをしました。

ドリブルに夢中になりすぎてボールばかり見ていてもダメ、いち早くフラッグサインに気付き、手話も覚えておかなければいけない…
体だけではなく頭のウォーミングアップにもなるなぁと感じたゲームでした。そして音のないサッカーがどれだけ難しいか体感することができました。
ウォーミングアップの後は年齢別に分かれてサッカーを楽しみました。
金メダリストと一緒にサッカーができて、子どもも大人もすっごく嬉しそうでした。
残念なことに大人たちは「ぜーぜー」とすぐに息が切れていて日ごろの運動不足を感じないわけにはいかない結果となったことも併せてご報告させていただきます。
イベントの最後には子どもたちへヘッズのかわいい仲間たち(ぬいぐるみ)をプレゼントしました。
すごく喜んでもらえてよかったです。
イベントを通じて「聴覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」に近づけていたらいいなと感じました。
イベント終了後にアジア大会の金メダルを触らせてもらいました。
銀メダルは2023年10月に開催された第4回ろう者サッカー世界選手権大会で日本が準優勝した時のもの。メダルを両手に抱えて嬉しそうです。

今年はいよいよ東京2025デフリンピック開催の年です。
https://deaflympics2025-games.jp/
大会期間:2025年11月15日~26日

サッカーだけではなく様々なデフスポーツを観戦することができます。
多くのメダルを獲得できるよう全ての日本代表選手を応援したいと思います。
頑張れ!ニッポン!!